LINE de 脱出
LINEの機能を深掘り
1. 新しいLINE謎シリーズの誕生
みなさま、ご無沙汰しております、CLAYSTONEです。
今年の夏は本当に暑かったですね?北海道では晩秋の風物詩『雪虫』が大量発生しておりまして、外を出歩くのが一苦労でしたが、ようやっとそれも落ち着いてきたところです。
そのような中、CLAYSTONEではハロウィンに向けて1つLINE謎を作ってみました。当初は小問題を列挙するような手軽さ重視のものを、と思っていましたが、この夏誕生した愛すべきキャラクター「ひなたあおい」くんを使いたくなり、折角だからハロウィンらしいストーリーを組みたくなり、これまで使ってないLINE機能に挑戦しよう、とあれやこれやと欲張るとボリュームが増えてしまいました。でもそのおかげでCLAYSTONEらしいストーリー付、ギミック満載のLINE謎が誕生したのかなと思っているところです。
2. 最大の特徴は【探索】!
探索の舞台となる古小屋。あまり使われていない土蔵をイメージして制作したもの。
さて、本作の特徴はLINE謎に「探索」要素を追加したことです。LINE謎は、第一問、第二問…と進んでいくことが多いのですが、本作では、部屋を見渡し、怪しい場所を調べて謎を解く、という機能を導入しました。
CLAYSTONEでは制作の度に、スキルの習得を兼ねてちょっぴり挑戦を重ねています。今回は他のLINE謎でも時々使われているLINEの隠れた機能、例えば現在時刻を反映させたり、プレイヤーの進捗に応じたヒントを出したりといった機能を少し研究することとしました。こういったLINE機能の中で今回CLAYSTONEが目をつけたのは、スマホ画面下部に表示されるリッチメニュー。このリッチメニュー 、LINEから提供されている簡易版のアカウント編集機能では、1アカウントに1つしか設定できないことになっていますが、実は複数作製でき、しかも相手に応じて変更させることもできます。用意できるリッチメニューは最大1,000なんだとか…。このリッチメニューを探索画面として用い、上半分をキャラクターとのやりとりや情報を表示するスペースとして使えば、DSのような2画面構成の脱出ゲームができるのではないか、と着想しました。
画面下が探索、画面の上側が会話や情報のスペースとしている。
LINE謎のメリットはその手軽さにあります。しかし一方で、紙を折ったり、クリアファイルを重ねたりといったギミックを導入することができず、出題できる謎はやや幅が狭いため、制作側としては表現力に乏しいことがデメリットでもあります。
今回導入したこの【探索機能】はこのデメリットを飛躍的に解消しました。縦長のスマホを片手で持ち、親指と頭脳だけで部屋を探索し、謎を解く「脱出ゲーム」。LINE謎の手軽さをキープしつつ、密室型のような体験もできる、これを目指したのが今回の『ひなたあおいの謎とき事件簿 File:01』となります。
セル画調の3DCGを用いて、ストーリーをコミカルに演出。
前作「向日葵に聞く物語(北竜町ひまわりまつりの周遊謎)」で少し深掘りしたCG技術も活用し、演出面も力を入れております。
無料ですので、是非一度チャレンジしてみてください。ノーマルクリアまでは、通常難易度、パーフェクトクリアに至るにはHARDレベルの難易度になろうかなと考えております。エンディングもしっかり用意しておりますので、パーフェクトクリアを目指していただけますと幸いです。
皆様のクリア投稿、お待ちしております…!
画像をタップしてLINE謎を遊ぼう!