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​開発ブログ

その1 ~舞台と物語~
​ここでしかできない
体験を目指して

1. はじめに

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 みなさま、はじめまして。

 この度、北竜町ひまわりまつりの周遊ナゾ解き「向日葵に聞く物語」を制作させていただきました、CLAYSTONE productionす。

 

 今回は北竜町在住の若手生産者から、ひまわりまつりでしか体験できないナゾ解きを、というご要望を受け、当方でナゾ解きの制作を担当させていただきました。この企画は地域の振興を主な目的としており、北竜町特産品のプレゼントや、ひまわりまつりで使える割引券の同封などは、企画者様の熱意とこだわりによるものです。この熱意にお応えできるよう、CLAYSTONEといたしましても様々なこだわりを持ってこの度の制作を進めさせていただきました。今回、ブログという形で、ネタバレにならない範囲でその一部をご紹介させていただきます。少しでも本作にご興味もっていただけましたら幸いです。

2. 北竜町だからできるナゾ解きを

 ナゾ解きの魅力は、ヒラメキによって問題を解き進める爽快感にありますが、加えて、参加者自身が物語の主人公であるかのような疑似体験ができることも大切な魅力のひとつだと考えています。とりわけ周遊タイプ(ラリー形式)のナゾ解きは、観光地や文化教育施設など、現地が持つ「特徴」や「非日常感」とマッチした体験を提供したいところです。

 今回会場となる北竜町ひまわりの里は、見渡す限りのひまわり畑が何より特徴的。加えて、会場周辺にはどこか懐かしい田園風景が広がり、道の駅「サンフラワー北竜」には町を象徴するような北竜門がそびえています(写真左)。そして会期は夏休み。どうでしょう?こどもの頃に戻って、友だちと一緒に昆虫をとりにいったり、七不思議を確かめにいったり、ちょっと行ったところのない地区まで自転車をこいでみたり…。そんな体験や経験が思い浮かびませんか?

 今作では、こういった北竜町ならでは雰囲気から、物語はひまわりの里で暮らす子どもたちによる、不思議な一輪のひまわりと龍神伝説を巡る冒険ファンタジーとして設定いたしました。ストーリーの概要は公式HPに加え、公式YouTubeチャンネルで映像でもご覧いただけますので、ぜひ一度ご覧ください!

3. シームレスで自然な出題

 物語に関わるこだわりとして、もうひとつ…。ナゾ解きの制作でいつも気にしていることに、「物語の進行」と「出題」との融和があります。物語から出題へうつる流れが自然である方が、リアリティがあり、問題を解くための動機付けにもなると考えているからです。

 本作でもこの点はこだわっており、たとえばこども編の前半の問題では、花々がキミにヒントをくれようと一生懸命ですが、花によってはクセや特徴があり、その意図を理解することが問題となっていたりします。こうすることで、「はい!ここで問題!」という感じで「物語」と「出題」で体験がブツ切りにならないように配慮し、一つのイベントとしてのまとまりを保てるよう、丁寧に制作を進めさせていただきました。この点は、自宅で、無料で体験できる【体験版】でも同様ですので、まだプレイされていない方はぜひ一度遊んでみていただけたらと存じます。

 長くなりましたが、今回はここまで。次回は主要キャラクターについてご紹介したいと存じます。制作側としてはとても思い入れの深いキャラクターたちになってしまったのですが、少しでも彼らの魅力をお伝えできれば幸いです。

© 2023 by CLAYSTONE production.

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